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Tigers is my destiny  (阪神こそ我が運命)

阪神を中心に野球の話題を
暗黒時代の再来だけは阻止しよう。そのためにも若手野手育成を
あえて日曜まで何も言わずに静観していましたが、久保、安藤、能見が好投する中、打線が全く機能せず、見殺しの上、守備でも足を引っ張る状態。

日曜は打線爆発したものの、きっかけは最下位横浜の守備の乱れや凡ミス。
これで緊張感が取れたから良かったものの、上位チームは絶対こんなミスはしない。

岡田監督時代の酷使がたたって中堅以上の選手が故障がち+衰えが見えている中、同じ選手を使っていても昨年まで以上の結果が出るわけないんですよ。
それには若手選手を育成しなければいけないが、当初は色々やっていたが今は結局狩野ぐらい。大和もベンチを暖めている。
私が一番気にしているのは1987年の再来のパターン。

現在         1987年
赤星  33歳     真弓   34歳
関本  31歳     田尾   33歳
鳥谷  28歳     バース  33歳
金本  41歳     掛布   32歳
新井  32歳     岡田   30歳
林   30歳     佐野   36歳
藤本  32歳     平田   28歳
狩野  27歳     木戸   26歳

平野  30歳     北村   30歳
今岡  35歳     長崎   37歳
葛城  32歳     柏原   35歳
桜井  26歳     八木   22歳
桧山  40歳     大野   27歳
矢野  41歳     和田   25歳


ご存知のように阪神は1985年にダイナマイト打線爆発で日本一になりました。しかし、その2年後に勝率331とぶっちぎりの最下位になっています。

原因は完全な育成不足。1985年の主力メンバーが軒並み下り坂になり、特に4番掛布は前年のデッドボールなどもあり急激な衰えを見せ、次の年に引退してしまいます。
しかもこの年は当時売り出し中だった26歳の吉竹を出して、全盛期の中日時代より明らかに下り坂だった田尾を獲得。
結局、この後、阪神は準備期間もなく無理矢理世代交代を余儀なくされるが、吉田政権時代に育成を軽視していたツケがきて、村山、中村時代まで影響が及びます。
1992年の亀新フィーバーまで世代交代に苦しむことになります。

なんか今年はこの1987年と非常に似ているような感じがします。
このときも渡真利や服部など未完の大器と言われた大砲候補はいましたが、結局起用機会がほとんどないままに芽が出ませんでした。
そろそろ真剣に若手を育成しなければ、本当に暗黒時代の再来になりかねません。

だからここ3試合でも負けたことに関してよりも、負け方に腹が立ちました。
今の横浜や中日のように経験の少ない若手を多く使って負けたなら話はわかるのだが、狩野以外ある意味底が見えた選手ばかり起用してこれでは話にならないんだよ。
ファンには悪いが、藤本や葛城と言った選手はこれ以上画期的な成長をする可能性は低い。
それなら坂や大和、野原などのある程度二軍を経験し、実績を残している選手を一軍でスタメンで起用して欲しい。
8番を「育成枠」にして日替わりで、試合いかんによっては2打席で交代してもいい。
使うことに意義があるわけだから。
昨年の序盤、巨人は低迷していた原因の1つに坂本の起用がある、しかし後半当たりからメキメキ頭角を現し、今現在はご覧の通り。
中日あたりも今は低迷しているが、後半は現在起用している若手選手が経験を積んでかなりレベルアップしていることだろう。4番ブランコなど昨日見たら安全パイだった外角の変化球にも対応できるようになっている。
また巨人は二軍の有望株を一軍の練習に参加させて、一軍首脳陣が直接状態を見るというシステムを採用している。

阪神はこのまま中堅・ベテラン選手ばかり使い続けると、昨年と一緒で後半絶対バテる。そして代わりの選手を育てていないからさらに順位を落とす・・・それこそ最下位へまっしぐら。

勿論、育成と結果を両立して出すのは難しいだろうけど、今の状態だと結局どちらもままならない状態になりかねない。
とにかく、岡田監督が酷使した選手を中心に起用しても3位が精一杯でしょう。
それでもCS出場に固執して暗黒時代を迎えるか、半分結果は度外視に未来のために新戦力の経験を積ますか・・・どちらが良いかは自明の理だと思う。

いまだに「桧山5番スタメン」「今岡固定」とか言っている連中がいるし、一番呆れるのは岡田復帰待望論・・・。
星野、岡田と「現有選手をいかに使うか」という監督が続いて、そのツケが見え始めているときにちょっと負けたからって岡田待望論・・・・

そんなに阪神を荒れ野原にしたいのか?

もうちょっとファンも長期的なものの見方を勉強して欲しい。目の前の1勝にこだわるのはシーズン後半でええねん。


投手継投は最初は渡辺、江草酷使になっていたが、最近は筒井、阿部がそこそこ使えるメドがついたわけだし、先発を引っ張るのも段々7回まで乗り切れるようになったし、結果的には負担軽減になってきています。
負けが続いたとはいえ、藤川がいなくても酷使せずにいけるのはそのあたりの起用の賜物でしょう。

だからこそ同じことを野手でもやってほしい!

結論として、真弓監督が目指そうとしている野球は正しいと思う。
ただ、なんかそこへ向かう手段に疑問を感じる。
当初は足を絡めた攻撃などを積極的にやっていたが、最近少しおとなしめだし。
(まあ、それでも岡田時代に比べれば)
もっと、自分に自信を持って失敗を恐れずにやってほしい。
監督も新人、失敗を経験して学んでいくんだから!
その代わり同じ間違いはしないように。
| 虎話 | 18:26 | comments(7) | - |