2007.02.22 Thursday
2007ペナント予想 セリーグ編
開幕までもう後1ヶ月ちょっとになりました。
ここで恒例の順位予想に行きたいと思います。
昨年はセは願望もあって阪神というのははずしたものの、
パの日本ハムを見事的中し（昨年開幕当初はこれを話しても鼻で笑われました）
なかなか精度がよかった予想。今年は以下のように考えます。
横は昨年との戦力比較です。
1位 中日 打撃±０ 投手−１ 守備±０ 計−１
2位 阪神 打撃＋１ 投手−２ 守備−１ 計−２
3位 巨人 打撃＋１ 投手＋１ 守備±０ 計＋２
4位 横浜 打撃±０ 投手＋１ 守備±０ 計＋１
5位 ヤクルト 打撃−１ 投手−１ 守備−２ 計−４
6位 広島 打撃±０ 投手−１ 守備±０ 計−１
個人的には阪神を1位にしたいのですが、冷静に見るとこうなりますかね。
まあ、今年はクライマックスシリーズがありますので、
3位までに入れば良いというのはありますが・・・。
中日、阪神の２強が昨年より少し戦力ダウンの感があり、
巨人、横浜に浮上の兆しが見えます。
詳細は以下に論じますが、かなり長文なので覚悟してください。
ここで恒例の順位予想に行きたいと思います。
昨年はセは願望もあって阪神というのははずしたものの、
パの日本ハムを見事的中し（昨年開幕当初はこれを話しても鼻で笑われました）
なかなか精度がよかった予想。今年は以下のように考えます。
横は昨年との戦力比較です。
1位 中日 打撃±０ 投手−１ 守備±０ 計−１
2位 阪神 打撃＋１ 投手−２ 守備−１ 計−２
3位 巨人 打撃＋１ 投手＋１ 守備±０ 計＋２
4位 横浜 打撃±０ 投手＋１ 守備±０ 計＋１
5位 ヤクルト 打撃−１ 投手−１ 守備−２ 計−４
6位 広島 打撃±０ 投手−１ 守備±０ 計−１
個人的には阪神を1位にしたいのですが、冷静に見るとこうなりますかね。
まあ、今年はクライマックスシリーズがありますので、
3位までに入れば良いというのはありますが・・・。
中日、阪神の２強が昨年より少し戦力ダウンの感があり、
巨人、横浜に浮上の兆しが見えます。
詳細は以下に論じますが、かなり長文なので覚悟してください。
今年もまず各球団の戦力分析からいってみたいと思います。
まずは首位、中日
打者ではアレックスが抜けて、韓国の３割打者李炳圭が入団。
戦力的にはそれほど代わらないと思うが、
アレックスに守備面の衰えが見えていた分、
多少守備面では補強になったのかもしれない。
ただレフト井上の昨年は出来過ぎ、それに英智の打撃を考えると、
ちょっとレフトが穴かと思われる。
しかし、テスト生中村がサードに定着したら森野をレフトに回すことも考えられ、
そうなるとかなり強力な打撃陣になる。後は谷繁の衰えがどうか。
投手は一見潤沢だが、実は先発陣が手薄。川上−山本昌−朝倉に続く
中田、佐藤充、吉見あたりがカギ。実際、平井を先発に回すなど結構厳しいし、
朝倉、山本昌も確実に働くとは限らない。意外と危険も秘めている。
中継ぎ、抑えの方も岩瀬につなぐ投手が課題、平井が先発に回った事で
鈴木、岡本、中里あたりのセットアッパー陣の出来が重要。
いずれにせよ、昨年の中日投手陣は歯車がうまくまわりすぎた感がある。
そして2位はわが阪神
打者では代打で高橋光信を補強した程度。しかし、片岡等ベテラン陣が引退し、
若手に出番が増えそう。
阪神の控え陣は林、喜田など他球団ならレギュラークラスの選手も多く、
何よりも今岡の復活でセカンドが関本と藤本の争いという豪華な状態。
しかし、心配なのは金本、矢野あたりのベテラン陣の衰え。
特に金本は打撃に関してはともかく、守備の部分はかなり厳しい状態で、
ライトが濱中、林の場合は赤星一人が頑張らないといけない状態である。
シーツも年齢的な心配もあるが、
その場合は喜田あたりが穴を埋めてくれると思われる。
そして投手陣だが井川の穴は間違いなく大きい・・・が、
江草、能見、小嶋、中村などの若手投手陣で一番いい投手が入ると思われ、
またジャンもしくはボーグルソンといった外国人投手でフォローできそうか？
しかし、井川がいなくなって全体的に小粒になった（10勝投手はいても15勝投手はいなくなったというような）部分は否めない。
後ろは藤川、ジェフとしっかりしており、他の中継ぎ投手もレベルは高い。
後は久保田次第というところだろうか。
デビルレイズで抑えの経験もあるジャンを後ろにもってくるという手もあるか？
3位のヤクルト
とにかく岩村の穴は大きすぎる！しかも代わりに三塁を守る選手がいない。
宮出の三塁コンバートも定着するまで時間がかかるだろうし、
昨年ほとんど一軍にいなかったベテラン度会が候補に上がっている時点で、
相当厳しい状況である。最終的には城石あたりが守っているかもしれない。
また、宮本の守備力にも衰えが見え始めているので、
三遊間は今までのような鉄壁にはならない。
（岩村はそれほど守備はうまくなかったが）
あと補強としては新外国人としてガイエルを獲得。
ロイヤルズで1番を打っていたときは覚えているのでそこそこの選手だと思うが、岩村の穴を完全に埋められるかは疑問である。
また、リグスも今年は研究されているだろうから果たして・・・
投手陣は打者以上に深刻、石井弘寿・五十嵐の快速Ｗストッパーが
今年も怪我のため高津・木田あたりの超ベテランに頼らざるをえない。
先発陣も川島が戻ってきたとしてもガトームソンの穴が埋まるかどうかなので
若手の中から救世主が出てこない限り、
昨年よりも投手陣は厳しい状況に追い込まれそう。
4位 巨人
ここはセリーグで一番補強を行っているチーム。
外国人ホリンズ・ゴンザレスの獲得、小笠原・谷の獲得など。
しかし、小笠原はサードだと打撃成績が落ちる傾向があるのは
日本ハムからの周知の事実で小久保の代わりと考えると
少しＬＶＵＰした程度と考えざるをえないし、
谷にいたっては怪我以降精彩を欠いており、
谷を使う事によって矢野・亀井などの若手や
清水がベンチということを考えるとそれほどこわくない。
しかし、上の３球団と違って昨年よりはレベルアップしている。
投手陣は先発に昨年ブレイクした姜、新人の金刃など期待できる投手は多い。
（門倉・吉武はそれほど期待していないが。）
しかし、抑えが林、豊田と少し弱い傾向がある。
また、外国人枠の関係でホリンズ・ゴンザレス・李・パウエル・姜の中で誰を二軍に落とすかも問題。
正直、姜を落とすようなら巨人は見込みなしですね。
5位 広島
打者は全くもって同じメンバーかな？栗原など若手の成長もあるが、
緒方などのベテランの衰えも考えられ、ほぼ変わらずという評価。
投手陣は黒田残留で一安心したものの、駒不足は相変わらず。
ナックルボーラーフェルナンデスも未知数。
また、抑えはベイルが退団し永川一人に負担が行く状態で、
永川の前の信頼できるセットアッパーの育成が急務である。
しかし、河内あたりがようやく良い感じになってきたので期待したい。
6位横浜
打撃陣は佐伯、種田のベテラン陣に少々衰えが目立つものの、
吉村の成長や村田が4番の風格が出てきたことなど希望はある。
多村の穴はあるが、昨年はまともに働いていないので
金城、小池、吉村、内川あたりで埋められる。
セカンドは藤田あたりが仁志や種田に勝って定着し、
後は万年スター候補の古木あたりがなんとかなれば浮上の目も十分にある。
投手陣は門倉が抜けたが寺原が入団。
後は加藤、川村のクワトロＫ組の先発転向がどうなるかだが、
超ベテラン工藤が投手陣の精神的柱になって引っ張れば面白いと思われる。
また、昨年出てきた牛田など良い投手もおり、
新外国人の活躍次第では3位の可能性もある。
まずは首位、中日
打者ではアレックスが抜けて、韓国の３割打者李炳圭が入団。
戦力的にはそれほど代わらないと思うが、
アレックスに守備面の衰えが見えていた分、
多少守備面では補強になったのかもしれない。
ただレフト井上の昨年は出来過ぎ、それに英智の打撃を考えると、
ちょっとレフトが穴かと思われる。
しかし、テスト生中村がサードに定着したら森野をレフトに回すことも考えられ、
そうなるとかなり強力な打撃陣になる。後は谷繁の衰えがどうか。
投手は一見潤沢だが、実は先発陣が手薄。川上−山本昌−朝倉に続く
中田、佐藤充、吉見あたりがカギ。実際、平井を先発に回すなど結構厳しいし、
朝倉、山本昌も確実に働くとは限らない。意外と危険も秘めている。
中継ぎ、抑えの方も岩瀬につなぐ投手が課題、平井が先発に回った事で
鈴木、岡本、中里あたりのセットアッパー陣の出来が重要。
いずれにせよ、昨年の中日投手陣は歯車がうまくまわりすぎた感がある。
そして2位はわが阪神
打者では代打で高橋光信を補強した程度。しかし、片岡等ベテラン陣が引退し、
若手に出番が増えそう。
阪神の控え陣は林、喜田など他球団ならレギュラークラスの選手も多く、
何よりも今岡の復活でセカンドが関本と藤本の争いという豪華な状態。
しかし、心配なのは金本、矢野あたりのベテラン陣の衰え。
特に金本は打撃に関してはともかく、守備の部分はかなり厳しい状態で、
ライトが濱中、林の場合は赤星一人が頑張らないといけない状態である。
シーツも年齢的な心配もあるが、
その場合は喜田あたりが穴を埋めてくれると思われる。
そして投手陣だが井川の穴は間違いなく大きい・・・が、
江草、能見、小嶋、中村などの若手投手陣で一番いい投手が入ると思われ、
またジャンもしくはボーグルソンといった外国人投手でフォローできそうか？
しかし、井川がいなくなって全体的に小粒になった（10勝投手はいても15勝投手はいなくなったというような）部分は否めない。
後ろは藤川、ジェフとしっかりしており、他の中継ぎ投手もレベルは高い。
後は久保田次第というところだろうか。
デビルレイズで抑えの経験もあるジャンを後ろにもってくるという手もあるか？
3位のヤクルト
とにかく岩村の穴は大きすぎる！しかも代わりに三塁を守る選手がいない。
宮出の三塁コンバートも定着するまで時間がかかるだろうし、
昨年ほとんど一軍にいなかったベテラン度会が候補に上がっている時点で、
相当厳しい状況である。最終的には城石あたりが守っているかもしれない。
また、宮本の守備力にも衰えが見え始めているので、
三遊間は今までのような鉄壁にはならない。
（岩村はそれほど守備はうまくなかったが）
あと補強としては新外国人としてガイエルを獲得。
ロイヤルズで1番を打っていたときは覚えているのでそこそこの選手だと思うが、岩村の穴を完全に埋められるかは疑問である。
また、リグスも今年は研究されているだろうから果たして・・・
投手陣は打者以上に深刻、石井弘寿・五十嵐の快速Ｗストッパーが
今年も怪我のため高津・木田あたりの超ベテランに頼らざるをえない。
先発陣も川島が戻ってきたとしてもガトームソンの穴が埋まるかどうかなので
若手の中から救世主が出てこない限り、
昨年よりも投手陣は厳しい状況に追い込まれそう。
4位 巨人
ここはセリーグで一番補強を行っているチーム。
外国人ホリンズ・ゴンザレスの獲得、小笠原・谷の獲得など。
しかし、小笠原はサードだと打撃成績が落ちる傾向があるのは
日本ハムからの周知の事実で小久保の代わりと考えると
少しＬＶＵＰした程度と考えざるをえないし、
谷にいたっては怪我以降精彩を欠いており、
谷を使う事によって矢野・亀井などの若手や
清水がベンチということを考えるとそれほどこわくない。
しかし、上の３球団と違って昨年よりはレベルアップしている。
投手陣は先発に昨年ブレイクした姜、新人の金刃など期待できる投手は多い。
（門倉・吉武はそれほど期待していないが。）
しかし、抑えが林、豊田と少し弱い傾向がある。
また、外国人枠の関係でホリンズ・ゴンザレス・李・パウエル・姜の中で誰を二軍に落とすかも問題。
正直、姜を落とすようなら巨人は見込みなしですね。
5位 広島
打者は全くもって同じメンバーかな？栗原など若手の成長もあるが、
緒方などのベテランの衰えも考えられ、ほぼ変わらずという評価。
投手陣は黒田残留で一安心したものの、駒不足は相変わらず。
ナックルボーラーフェルナンデスも未知数。
また、抑えはベイルが退団し永川一人に負担が行く状態で、
永川の前の信頼できるセットアッパーの育成が急務である。
しかし、河内あたりがようやく良い感じになってきたので期待したい。
6位横浜
打撃陣は佐伯、種田のベテラン陣に少々衰えが目立つものの、
吉村の成長や村田が4番の風格が出てきたことなど希望はある。
多村の穴はあるが、昨年はまともに働いていないので
金城、小池、吉村、内川あたりで埋められる。
セカンドは藤田あたりが仁志や種田に勝って定着し、
後は万年スター候補の古木あたりがなんとかなれば浮上の目も十分にある。
投手陣は門倉が抜けたが寺原が入団。
後は加藤、川村のクワトロＫ組の先発転向がどうなるかだが、
超ベテラン工藤が投手陣の精神的柱になって引っ張れば面白いと思われる。
また、昨年出てきた牛田など良い投手もおり、
新外国人の活躍次第では3位の可能性もある。
