Ｔｉｇｅｒｓ　ｉｓ　ｍｙ　ｄｅｓｔｉｎｙ　　（阪神こそ我が運命）

阪神が６連勝でなんと貯金１です。

いや〜、すごいですねえ。
昨日は会社のイベントで端々しか見ていないのですが、
５回のチャンスに上園→代打桧山の懲りない岡田監督の起用の失敗を
帳消しにした同じベテランの矢野のラッキーな２点タイムリー。
まあ、本当はファーストゴロという噂もありますが、
最近の矢野は以前の勝負強さが出てきていますのでＯＫとしましょう。

金本のＨＲ以外にも積極的な走塁など若手の勢いがベテランにも
乗り移って非常に良いムードです。
ベンチのムードがいいってのもあるのでしょう。

ここで一つ頭に浮かんだのが桧山の存在。
正直、戦力として桧山が一軍にいるのは否定的なんですが、
先日金本に対してのアドバイスをしたという話を聞いて、

「金本に意見できる人間がベンチで他に誰がいるかな？」

それも打撃論についてですよ。
コーチや監督などからすると上から目線になり、声かけにくい。
若手選手からしたらそんなこととんでもない！
こういうことは選手の実績じゃなくて、「格」的なものが関係してくる。
そういう意味では弱小時代とはいえ阪神の看板打者だったという格がある桧山という存在は非常に大きいのか？

昨年、不振の片岡に関しても選手たちが「片岡はベンチに必要な選手」と声をそろえて言っていた部分もあるし、
スペンサーがいることでシーツがリラックスしてゲームに臨めるという
精神的な部分。そういう部分だろうか？

ということで桧山の存在に対しての考え方を少し変えた次第です。

ただ・・・！元阪神の４番である桧山の活躍を求めた場合、このまま一軍だと代打でしか出場機会は望めず
（さすがに現状の赤星、桜井、林、シーツなどをはずしてまで桧山をスタメンで使うことはありえない。）
生きた球を打てる機会は少ない。

選手としての桧山の活躍を望むのならやはり二軍調整が必須と思います。
打率158　本塁打1　打点2　得点圏打率063
交流戦後12打席無安打　８三振　１併殺　２四球（故意四球１）

この成績で「そのうち打てます」なんて根拠のない願望のようなことはよう言えません！

精神的な柱として桧山の一軍を望み、チームのムードは上昇するものの
本人は結果が出ずに秋には厳しい決断をというのと、
それとも今岡のように下で復活を目指して調整を行うか。

チームのためにはこの良いムードの中、精神的柱としての桧山は一軍がいいのでしょうが、チーム全体が勢いに乗っている中、結果が出ずに下向いてベンチに戻る桧山の背中がさみしすぎるんです。
昨日も代打桧山のときに歓声よりも「ええ〜！？」って声が大きくなってるんですよね。そして見逃しの三振。
ファンも戦力として疑問を感じている次第です。

はたして「一軍に桧山の存在は必要！でも戦力としてではない。」という現状を喜んでいいのだろうか？
よくムードメーカーとして川藤と一緒にする人がいるが桧山は元阪神の４番打者。万年控えだった選手と一緒にしたらあかん。
やっぱり寂しさを感じます。

かといって、今の状態の桧山をチャンスの代打で使うなんて無謀なことはしてほしくないし。

桧山の綺麗な軌道のホームランをもう一度見たいんですけどね。
ん〜ジレンマ・・・。