2007.10.22 Monday
クライマックスシリーズのありかた
いや〜あっけなかったね。
中日破竹の5連勝で一気に日本シリーズ進出を決定してしまいました。
ただ、以前私がブログで書いたかもしれませんが
クライマックスシリーズとレギュラーシーズンの違いは先発投手の重要性。
絶対的エースがいる球団に有利
ということです。
わかりやすく説明します。
Sランクの投手(松坂・ダルビッシュクラス 勝率80%)、Aランクの投手(10勝投手 勝率60%)、Bランク(谷間、5〜8勝 勝率40%)とします。
例えばSランク2人、Bランク4人が先発にいるチームがあるとします。
CSではS・S・B・S・Sのローテーションでいけるわけですから相当有利に試合を進められます。
しかし、シーズンであるとSSBBBBのほぼ繰り返しになります。
そうすると単純計算で勝率は53%。
しかしAランクが6人いるチームであれば60%でシーズンではこちらのチームの方が勝率が高くなります。
この考え方でいけば極端な話、これという先発がいない阪神よりグライシンガーや黒田という絶対的投手のいる広島、ヤクルトの方がこういう短期決戦では有利なんじゃないかという話です。
今回も中日は朝倉こそ交通事故の関係か投げませんでしたが、川上、中田を軸に谷間に小笠原。そして川上、中田と有利な展開へ。
巨人は打って勝つチームなのであまり影響ありませんが、やはり相手投手が一線級ばかりとなるとやっかいになります。
例えばパリーグは日本ハムが制しましたが、先発投手でいくと
日本ハム:ダルビッシュ・グリン・武田勝・スウィーニー・八木
ロッテ:渡辺俊・小林宏・成瀬・清水・久保・小野
ダルビッシュが突出した感じがありますが、平均的にはロッテの先発陣のほうが豊富でしょう。
もし、これが1位2位逆であれば、ダルビッシュは第2ステージでは1試合しか投げられず、ロッテ以上に不利な状態になっていたでしょう。
何が言いたいかというと
シーズンの戦い方とCSの戦い方は全く違う。
シーズン144試合の順位が数試合のCSで簡単にひっくりかえるということはやはり違和感を覚える以上に異質なものと思われる。
テニスでいえば、個人戦とダブルスみたいなものか?
サッカーみたいに天皇杯とシーズンと全く分けるのならともかく
あくまでペナントの延長というスタンスでいくのならば、
もうちょっと1位のアドバンテージを増やして、「2位3位もひょっとしたら・・・」という程度にしないと不満が残ります。
まあ、今回首位の巨人がこういうことになったので、またナベツネあたりがごちゃごちゃ言い出しそうなので期待しましょう。
発端は自分勝手でも結果的に「1位のアドバンテージを増やす」ことになればそれは賛成ですので。
ただ、こういう連中は興行的なことしか考えないからな・・・。
そのへんが「1位は試合開催で収入が入るだけで御の字」という考え方につながるんでしょう。
中日破竹の5連勝で一気に日本シリーズ進出を決定してしまいました。
ただ、以前私がブログで書いたかもしれませんが
クライマックスシリーズとレギュラーシーズンの違いは先発投手の重要性。
絶対的エースがいる球団に有利
ということです。
わかりやすく説明します。
Sランクの投手(松坂・ダルビッシュクラス 勝率80%)、Aランクの投手(10勝投手 勝率60%)、Bランク(谷間、5〜8勝 勝率40%)とします。
例えばSランク2人、Bランク4人が先発にいるチームがあるとします。
CSではS・S・B・S・Sのローテーションでいけるわけですから相当有利に試合を進められます。
しかし、シーズンであるとSSBBBBのほぼ繰り返しになります。
そうすると単純計算で勝率は53%。
しかしAランクが6人いるチームであれば60%でシーズンではこちらのチームの方が勝率が高くなります。
この考え方でいけば極端な話、これという先発がいない阪神よりグライシンガーや黒田という絶対的投手のいる広島、ヤクルトの方がこういう短期決戦では有利なんじゃないかという話です。
今回も中日は朝倉こそ交通事故の関係か投げませんでしたが、川上、中田を軸に谷間に小笠原。そして川上、中田と有利な展開へ。
巨人は打って勝つチームなのであまり影響ありませんが、やはり相手投手が一線級ばかりとなるとやっかいになります。
例えばパリーグは日本ハムが制しましたが、先発投手でいくと
日本ハム:ダルビッシュ・グリン・武田勝・スウィーニー・八木
ロッテ:渡辺俊・小林宏・成瀬・清水・久保・小野
ダルビッシュが突出した感じがありますが、平均的にはロッテの先発陣のほうが豊富でしょう。
もし、これが1位2位逆であれば、ダルビッシュは第2ステージでは1試合しか投げられず、ロッテ以上に不利な状態になっていたでしょう。
何が言いたいかというと
シーズンの戦い方とCSの戦い方は全く違う。
シーズン144試合の順位が数試合のCSで簡単にひっくりかえるということはやはり違和感を覚える以上に異質なものと思われる。
テニスでいえば、個人戦とダブルスみたいなものか?
サッカーみたいに天皇杯とシーズンと全く分けるのならともかく
あくまでペナントの延長というスタンスでいくのならば、
もうちょっと1位のアドバンテージを増やして、「2位3位もひょっとしたら・・・」という程度にしないと不満が残ります。
まあ、今回首位の巨人がこういうことになったので、またナベツネあたりがごちゃごちゃ言い出しそうなので期待しましょう。
発端は自分勝手でも結果的に「1位のアドバンテージを増やす」ことになればそれは賛成ですので。
ただ、こういう連中は興行的なことしか考えないからな・・・。
そのへんが「1位は試合開催で収入が入るだけで御の字」という考え方につながるんでしょう。