2006.09.28 Thursday
新庄剛志という男
昨日は久々に阪神戦は5−0になった時点で大丈夫とふんで、
日本ハム―ソフトバンク戦に見入っていました。
前も言いましたが球団としてのファン度は
阪神(生活の一部)>超えられない壁>日本ハム(ファン)
なんですが、
現役で一番好きな選手は?と聞かれたら即答で「新庄」と答えます。
その大好きな新庄の公式戦最後の試合ということでやはりこちらを優先したかった。多分、はじめてじゃないかな・・・阪神戦を見ずに他球団の試合を見るのは。
日本ハム―ソフトバンク戦に見入っていました。
前も言いましたが球団としてのファン度は
阪神(生活の一部)>超えられない壁>日本ハム(ファン)
なんですが、
現役で一番好きな選手は?と聞かれたら即答で「新庄」と答えます。
その大好きな新庄の公式戦最後の試合ということでやはりこちらを優先したかった。多分、はじめてじゃないかな・・・阪神戦を見ずに他球団の試合を見るのは。
まず、序章があった。新庄がこの日限りで背番号を「63」に戻した。
また、やることがかっこいい!
ファンの気持ち(これは阪神ファンか?)をよくわかっている。
15年以上阪神ファンをやっている人たちには同じ思いをした人も多いでしょう。
14年前・・・1992年5月26日
ヘッドスライディングの亀山フィーバーに沸く中、
当時3塁手だったオマリーが骨折。急遽一軍に呼ばれた新庄。
最初、サードは日本ハムから移籍してきた実績の有るボンバー古屋と思われたが、
いきなりスタメン。
そしてその1打席目、大洋の有働からいきなりホームラン!
この日、受験生だった私は友人Sと2人で甲子園のライトスタンドで観戦していました。また(亀山の次に)とんでもないのが出てきたぞ!と思ったものです。
その友人Sも来週結婚式を挙げます。時の流れをしみじみと感じました。
それから亀新フィーバーが始まる。
オマリーが復活すると今度はサードからセンターにコンバート!
結局それで当時レフトを守っていたパチョレックがファーストへ。
そしてファーストを守っていた不振の岡田現監督が弾き出されるように
スタメン落ち。真弓さんも代打が多くなり、世代交代が進む。
・・・どんどん記憶がよみがえってくる。
広島戦でスーパーダイビングキャッチ(前田の打球だったか?)の後、
大野からサヨナラホームランを打ったり、
藤田平監督時代には正座させられたりしてふてくされて引退宣言してみたり、
巨人の槙原から敬遠の球打ってみたり・・・・
最近ではオールスターでのホームスチールなど。
やることなすこと絵になる選手でした。
惜しむらくは阪神が1993年以降再び低迷し、
新庄の在籍中はほとんど5位6位だったこと。
彼のようなモチベーションだけで動く選手は、
目的がなくなると力を発揮できなくなる。
(昨年の日本ハムの成績もそう)
もし、彼が強い球団で常に緊迫感のある条件下でおかれたら、
すごい成績を残したかもしれない。
しかし、これもある意味新庄らしいのかもしれない。
イチローの発言
「僕はすごくない。同じフォームで同じポイントで打っているからヒットになるのは当たり前。毎回違うフォームで違うポイントで打っている新庄さんこそ天才」
新庄・・・お前は何者だ??(爆)
そして新庄の守備に関しても、
間違いなく今まで見てきた外野手の中でも群を抜いています。
昔、阪神に北村というセンターがいました。同じ背番号5で。
この選手も新庄と一緒で強肩とダイビングキャッチで観客を沸かせました。
しかし、昔、これを近くで喫茶店やっていた鎌田実氏に聞いてみたことがある。
「新庄と北村どっちが上手いんですか?」
答えは即答で「新庄の方が数段うまい」
要はスタートの速さなんですって。
新庄も北村も足は速い。だけど北村は打者が打って打球が飛んでから動く。
そして球際は強いのでダイビングキャッチなどファインプレーはよくやる。
しかし、新庄はキャッチャーが構えた時点で動き出すということです。
そして、その動きがほぼ間違いないそうです。
だから新庄がダイビングキャッチする打球は、
打者からしたら捕られる事がとても信じられないそうです。
実際、この話を聞きながら見ていると、
本当に新庄はキャッチャーがかまえた時点で始動していました。
そして動いた方向に打球が飛んでいく。驚きました。
しかし、今年の日本ハム戦を見て、
新庄が追いつけないシーンをよく見るようになりました。
今までの感覚なら取れていたと思う打球が抜けていく。
他の外野手からしたら当然抜ける打球なんだろうけど、
昔の新庄なら取れていた打球。
このあたりが引退への決意につながったのかもしれない。
でも、受け継ぐものはいます。
森本ヒチョリ
パフォーマンスだけではなく、ちゃんと新庄の守備を受け継いでいます。
スタートが早い。多分、今や日本一の外野手でしょう。
赤星も守備範囲は広いが足に頼った部分が多く、
肩も考えると森本の方が上だと思います。
パフォーマンスばかりが取り上げられるきらいはありますが、
実力がないとただのピエロです。ボクシングの亀田兄弟がいい例でしょう。
最初の頃は強いという下地があったので度が過ぎたようなパフォーマンスも
認知されたようなところもあったが、
ひとたび判定の件で実力に疑問符がつくと、
いくらパフォーマンスをやってもしらけた目で見る人が多くなってきました。
そんなことやってるヒマがあったら、
実力でKO勝ちしてみろって思う人も多いでしょう。
札幌ドームを満員にし、パリーグを盛り上げ、
北海道日本ハムというチームを1つの戦う集団にし、
生きた手本として後継者もきっちり育て、
念願のパリーグ優勝
勿論、新庄1人でやったわけではないですが、
新庄の影響力がおおいにあることは間違いないでしょう。
よく長嶋がエンターテイナーだったといいますが、
長嶋を知らない我々の世代では
間違いなく最高のエンターテイナーは新庄でしょう。
さあ、後はプレーオフ、そして日本シリーズと頑張れ!新庄!
頑張れ!北海道日本ハムファイターズ!
しかし、阪神が大逆転優勝して日本シリーズで戦うことになったら
本当にどうしよう・・・。
今までは阪神>>日本ハムで迷うことなく阪神だったけど
大好きな新庄の最後の花道を是非日本一で飾ってやりたいという気持ちもあるし・・・
多分、阪神を応援するんでしょうけど・・・後ろ髪をひかれる思いで(苦笑)
それよりも日本ハムが日本一になれなかったときに新庄が
「日本一になるまでやめられっかよ〜」
って引退撤回することに期待(笑)
また、やることがかっこいい!
ファンの気持ち(これは阪神ファンか?)をよくわかっている。
15年以上阪神ファンをやっている人たちには同じ思いをした人も多いでしょう。
14年前・・・1992年5月26日
ヘッドスライディングの亀山フィーバーに沸く中、
当時3塁手だったオマリーが骨折。急遽一軍に呼ばれた新庄。
最初、サードは日本ハムから移籍してきた実績の有るボンバー古屋と思われたが、
いきなりスタメン。
そしてその1打席目、大洋の有働からいきなりホームラン!
この日、受験生だった私は友人Sと2人で甲子園のライトスタンドで観戦していました。また(亀山の次に)とんでもないのが出てきたぞ!と思ったものです。
その友人Sも来週結婚式を挙げます。時の流れをしみじみと感じました。
それから亀新フィーバーが始まる。
オマリーが復活すると今度はサードからセンターにコンバート!
結局それで当時レフトを守っていたパチョレックがファーストへ。
そしてファーストを守っていた不振の岡田現監督が弾き出されるように
スタメン落ち。真弓さんも代打が多くなり、世代交代が進む。
・・・どんどん記憶がよみがえってくる。
広島戦でスーパーダイビングキャッチ(前田の打球だったか?)の後、
大野からサヨナラホームランを打ったり、
藤田平監督時代には正座させられたりしてふてくされて引退宣言してみたり、
巨人の槙原から敬遠の球打ってみたり・・・・
最近ではオールスターでのホームスチールなど。
やることなすこと絵になる選手でした。
惜しむらくは阪神が1993年以降再び低迷し、
新庄の在籍中はほとんど5位6位だったこと。
彼のようなモチベーションだけで動く選手は、
目的がなくなると力を発揮できなくなる。
(昨年の日本ハムの成績もそう)
もし、彼が強い球団で常に緊迫感のある条件下でおかれたら、
すごい成績を残したかもしれない。
しかし、これもある意味新庄らしいのかもしれない。
イチローの発言
「僕はすごくない。同じフォームで同じポイントで打っているからヒットになるのは当たり前。毎回違うフォームで違うポイントで打っている新庄さんこそ天才」
新庄・・・お前は何者だ??(爆)
そして新庄の守備に関しても、
間違いなく今まで見てきた外野手の中でも群を抜いています。
昔、阪神に北村というセンターがいました。同じ背番号5で。
この選手も新庄と一緒で強肩とダイビングキャッチで観客を沸かせました。
しかし、昔、これを近くで喫茶店やっていた鎌田実氏に聞いてみたことがある。
「新庄と北村どっちが上手いんですか?」
答えは即答で「新庄の方が数段うまい」
要はスタートの速さなんですって。
新庄も北村も足は速い。だけど北村は打者が打って打球が飛んでから動く。
そして球際は強いのでダイビングキャッチなどファインプレーはよくやる。
しかし、新庄はキャッチャーが構えた時点で動き出すということです。
そして、その動きがほぼ間違いないそうです。
だから新庄がダイビングキャッチする打球は、
打者からしたら捕られる事がとても信じられないそうです。
実際、この話を聞きながら見ていると、
本当に新庄はキャッチャーがかまえた時点で始動していました。
そして動いた方向に打球が飛んでいく。驚きました。
しかし、今年の日本ハム戦を見て、
新庄が追いつけないシーンをよく見るようになりました。
今までの感覚なら取れていたと思う打球が抜けていく。
他の外野手からしたら当然抜ける打球なんだろうけど、
昔の新庄なら取れていた打球。
このあたりが引退への決意につながったのかもしれない。
でも、受け継ぐものはいます。
森本ヒチョリ
パフォーマンスだけではなく、ちゃんと新庄の守備を受け継いでいます。
スタートが早い。多分、今や日本一の外野手でしょう。
赤星も守備範囲は広いが足に頼った部分が多く、
肩も考えると森本の方が上だと思います。
パフォーマンスばかりが取り上げられるきらいはありますが、
実力がないとただのピエロです。ボクシングの亀田兄弟がいい例でしょう。
最初の頃は強いという下地があったので度が過ぎたようなパフォーマンスも
認知されたようなところもあったが、
ひとたび判定の件で実力に疑問符がつくと、
いくらパフォーマンスをやってもしらけた目で見る人が多くなってきました。
そんなことやってるヒマがあったら、
実力でKO勝ちしてみろって思う人も多いでしょう。
札幌ドームを満員にし、パリーグを盛り上げ、
北海道日本ハムというチームを1つの戦う集団にし、
生きた手本として後継者もきっちり育て、
念願のパリーグ優勝
勿論、新庄1人でやったわけではないですが、
新庄の影響力がおおいにあることは間違いないでしょう。
よく長嶋がエンターテイナーだったといいますが、
長嶋を知らない我々の世代では
間違いなく最高のエンターテイナーは新庄でしょう。
さあ、後はプレーオフ、そして日本シリーズと頑張れ!新庄!
頑張れ!北海道日本ハムファイターズ!
しかし、阪神が大逆転優勝して日本シリーズで戦うことになったら
本当にどうしよう・・・。
今までは阪神>>日本ハムで迷うことなく阪神だったけど
大好きな新庄の最後の花道を是非日本一で飾ってやりたいという気持ちもあるし・・・
多分、阪神を応援するんでしょうけど・・・後ろ髪をひかれる思いで(苦笑)
それよりも日本ハムが日本一になれなかったときに新庄が
「日本一になるまでやめられっかよ〜」
って引退撤回することに期待(笑)