2012.03.20 Tuesday
2012パリーグ順位予想
さて、セリーグに続きパリーグの予想もしてみましょう。
まずは昨年の順位のおさらいから
勝 敗 引 勝率 ゲーム差
①ソフトバンク 144 88 46 10 .657 --
②日本ハム 144 72 65 7 .526 17.5
③西 武 144 68 67 9 .504 20.5
④オリックス 144 69 68 7 .504 20.5
⑤楽 天 144 66 71 7 .482 23.5
⑥ロ ッ テ 144 54 79 11 .406 33.5
昨年はダントツのソフトバンクでしたが、先発3本柱とリードオフマンが抜けてどうなるか、1球団ごと見ていきましょう。
①ソフトバンク
退団:和田 杉内 ホールトン ブラゾバン 川崎 オーティズ 柴原
入団:ペニー 帆足 ピント 岡島 ペーニャ 金子
まずは先発陣が3人抜けたことが一番課題なのは間違いない。
昨年のローテ:和田 杉内 ホールトン 摂津 山田 岩嵜
今年の予想 :摂津 帆足 ペニー 山田 岩嵜 大場(新垣 ピント)
和田、杉内、ホールトンの穴を埋めるとまではいかないかもしれないが、それほどマイナスもなさそうな感じがします。あと、馬原が今シーズンほぼ絶望ということで森福、ファルケンボーグともう1枚を岡島、金澤あたりのベテランで埋めなければいけないが、若手の金や復活を目指す甲藤、先発枠を外れた誰かなど候補はたくさんいる。
打者については川崎の穴は簡単に埋まりそうにないが、昨年チーム打率ダントツの1位に得失点差+199という貯金があるので、多少下がったとしてもリーグトップクラスであることは変わらない。
昨年のように17.5ゲームも開くことはないかもしれないが、優勝候補であるには間違いないでしょう。
②日本ハム
退団:ダルビッシュ スケールズ
入団:スレッジ 紺田
ほとんど入れ替えはないが、ダルビッシュのメジャー移籍はどう考えても戦力ダウン。穴を埋めるどうのこうのというレベルではない。
打撃陣はスレッジが復帰することで厚みは増すでしょうが、ダルビッシュのマイナスを埋めるまでには至らず、さらに監督がコーチ未経験の栗山に代わったこともマイナスになると予想します。
よって昨年より戦力ダウンは間違いないと判断します。
③西武
退団:帆足 ミンチェ シコースキー グラマン 江草 フェルナンデス 石井義 後藤 G.G佐藤 ブラウン
入団:ゴンザレス ウィリアムス MICHEAL 武山 ヘルマン カーター 嶋
結構不確定要素が多いので非常に難しい。大きな穴としては帆足、ミンチェ、フェルナンデスあたりだが、昨年抑え不在で牧田が急遽抑えをすることになった。今年は牧田が先発に回るということで、新外国人のゴンザレス、ウィリアムスあたりが抑えとして機能するかが大きなポイントになりそうです。打撃陣は中島の流出をまぬがれたのが大きい。ただ片岡が万全でなくヘルマンがどこまでやれるか、後はカーター、嶋あたりのDH候補が5番にしっかり座ることができれば浮上の可能性はあります。また、秋山、熊代などの若手の成長も著しいのも大きいです。
④オリックス
退団:朴 加藤 ヘスマン 金子 李スンヨプ 田口
入団:ミンチェ 海田 李大浩 高橋信 安達
昨年惜しくもBクラスになったオリックス。ただ上位が軒並み戦力ダウンになっている中、主力の流出がなかったオリックス。
補強に関しても昨年は西武のセットアッパーだったミンチェが加入。あとルーキーも即戦力が多い。後は鳴り物入りで入団の李大浩がどこまでやれるか次第。どっしりクリンナップに座るだけ打てばかなり良いところまでいけるような気がします。
⑤楽天
退団:岩隈 スパイアー 山崎 ルイーズ
入団:上園 加藤 下柳 橋本 小山 フェルナンデス テレーロ
投手陣は岩隈の穴をどう埋めるかがポイント。今年もラズナーが抑えをするとしたら、先発陣がマー君、塩見以降が問題。永井もまだまだみたいなので、ヒメネス、井坂、阪神から移籍の上園、下柳あたりで凌がなければいけない。マー君で確実にいけたとしても3番手以降がこれだけ不安定だと少し厳しいと思われます。打撃陣は山崎という精神的柱が抜けたが、フェルナンデスが復帰し、控え捕手で小山、新外国人テレーロなど少し向上したと思われるがあまり変わらないかもしれません。鉄平や岩村の復活なしには浮上は難しいかもしれません。
⑥ロッテ
退団:マーフィー カスティーヨ 金泰均 高口
入団:グライシンガー 藤岡 中後 ホワイトセル 鈴木 サブロー
昨年打率防御率とも6球団最下位だったロッテ。
ダントツ最下位も仕方がない状態でした。投手陣は成瀬、唐川、渡辺俊介の後の投手が課題。ここにグライシンガー、藤岡あたりがどっしり座ると少しは変わってくると思います。あと、打撃陣は圧倒的なパワー不足だった昨年に対しヤクルトからホワイトセルが加入。また昨年全く駄目だった大松あたりが復活すればそれなりな打線になるが、元々このチームはつながりが重要なチームなので井口、今江、福浦あたりのつなぎの野球ができるか否かが鍵でしょう。ただ、昨年6位から一気の浮上は難しいかもしれません。
以上の見解から順位予想
①ソフトバンク
②オリックス
③西武
④日本ハム
⑤楽天
⑥ロッテ
ソフトバンクは戦力ダウンは間違いないが17.5ゲーム差を縮められるほどの内容ではないと考えます。オリックスは上位球団のうち唯一、戦力アップとみられるため2位と予想。西武は退団者が多いが新戦力も多く、新戦力次第の部分があるので3位と予想。ただし抑えがしっかりしたりするともっと上も見込まれます。
日本ハムはダルビッシュショックから簡単には癒えないでしょう。中田の成長などでどこまでカバーできるかが見どころ。
楽天、ロッテも浮上の可能性はないことはないが、裏ローテの投手が厳しいもしくは未知数の部分もあるのでここは5位6位と予想します。
次回は各球団の今年の成長株、隠れたホープ候補に照準を絞りたいと思います。
まずは昨年の順位のおさらいから
勝 敗 引 勝率 ゲーム差
①ソフトバンク 144 88 46 10 .657 --
②日本ハム 144 72 65 7 .526 17.5
③西 武 144 68 67 9 .504 20.5
④オリックス 144 69 68 7 .504 20.5
⑤楽 天 144 66 71 7 .482 23.5
⑥ロ ッ テ 144 54 79 11 .406 33.5
昨年はダントツのソフトバンクでしたが、先発3本柱とリードオフマンが抜けてどうなるか、1球団ごと見ていきましょう。
①ソフトバンク
退団:和田 杉内 ホールトン ブラゾバン 川崎 オーティズ 柴原
入団:ペニー 帆足 ピント 岡島 ペーニャ 金子
まずは先発陣が3人抜けたことが一番課題なのは間違いない。
昨年のローテ:和田 杉内 ホールトン 摂津 山田 岩嵜
今年の予想 :摂津 帆足 ペニー 山田 岩嵜 大場(新垣 ピント)
和田、杉内、ホールトンの穴を埋めるとまではいかないかもしれないが、それほどマイナスもなさそうな感じがします。あと、馬原が今シーズンほぼ絶望ということで森福、ファルケンボーグともう1枚を岡島、金澤あたりのベテランで埋めなければいけないが、若手の金や復活を目指す甲藤、先発枠を外れた誰かなど候補はたくさんいる。
打者については川崎の穴は簡単に埋まりそうにないが、昨年チーム打率ダントツの1位に得失点差+199という貯金があるので、多少下がったとしてもリーグトップクラスであることは変わらない。
昨年のように17.5ゲームも開くことはないかもしれないが、優勝候補であるには間違いないでしょう。
②日本ハム
退団:ダルビッシュ スケールズ
入団:スレッジ 紺田
ほとんど入れ替えはないが、ダルビッシュのメジャー移籍はどう考えても戦力ダウン。穴を埋めるどうのこうのというレベルではない。
打撃陣はスレッジが復帰することで厚みは増すでしょうが、ダルビッシュのマイナスを埋めるまでには至らず、さらに監督がコーチ未経験の栗山に代わったこともマイナスになると予想します。
よって昨年より戦力ダウンは間違いないと判断します。
③西武
退団:帆足 ミンチェ シコースキー グラマン 江草 フェルナンデス 石井義 後藤 G.G佐藤 ブラウン
入団:ゴンザレス ウィリアムス MICHEAL 武山 ヘルマン カーター 嶋
結構不確定要素が多いので非常に難しい。大きな穴としては帆足、ミンチェ、フェルナンデスあたりだが、昨年抑え不在で牧田が急遽抑えをすることになった。今年は牧田が先発に回るということで、新外国人のゴンザレス、ウィリアムスあたりが抑えとして機能するかが大きなポイントになりそうです。打撃陣は中島の流出をまぬがれたのが大きい。ただ片岡が万全でなくヘルマンがどこまでやれるか、後はカーター、嶋あたりのDH候補が5番にしっかり座ることができれば浮上の可能性はあります。また、秋山、熊代などの若手の成長も著しいのも大きいです。
④オリックス
退団:朴 加藤 ヘスマン 金子 李スンヨプ 田口
入団:ミンチェ 海田 李大浩 高橋信 安達
昨年惜しくもBクラスになったオリックス。ただ上位が軒並み戦力ダウンになっている中、主力の流出がなかったオリックス。
補強に関しても昨年は西武のセットアッパーだったミンチェが加入。あとルーキーも即戦力が多い。後は鳴り物入りで入団の李大浩がどこまでやれるか次第。どっしりクリンナップに座るだけ打てばかなり良いところまでいけるような気がします。
⑤楽天
退団:岩隈 スパイアー 山崎 ルイーズ
入団:上園 加藤 下柳 橋本 小山 フェルナンデス テレーロ
投手陣は岩隈の穴をどう埋めるかがポイント。今年もラズナーが抑えをするとしたら、先発陣がマー君、塩見以降が問題。永井もまだまだみたいなので、ヒメネス、井坂、阪神から移籍の上園、下柳あたりで凌がなければいけない。マー君で確実にいけたとしても3番手以降がこれだけ不安定だと少し厳しいと思われます。打撃陣は山崎という精神的柱が抜けたが、フェルナンデスが復帰し、控え捕手で小山、新外国人テレーロなど少し向上したと思われるがあまり変わらないかもしれません。鉄平や岩村の復活なしには浮上は難しいかもしれません。
⑥ロッテ
退団:マーフィー カスティーヨ 金泰均 高口
入団:グライシンガー 藤岡 中後 ホワイトセル 鈴木 サブロー
昨年打率防御率とも6球団最下位だったロッテ。
ダントツ最下位も仕方がない状態でした。投手陣は成瀬、唐川、渡辺俊介の後の投手が課題。ここにグライシンガー、藤岡あたりがどっしり座ると少しは変わってくると思います。あと、打撃陣は圧倒的なパワー不足だった昨年に対しヤクルトからホワイトセルが加入。また昨年全く駄目だった大松あたりが復活すればそれなりな打線になるが、元々このチームはつながりが重要なチームなので井口、今江、福浦あたりのつなぎの野球ができるか否かが鍵でしょう。ただ、昨年6位から一気の浮上は難しいかもしれません。
以上の見解から順位予想
①ソフトバンク
②オリックス
③西武
④日本ハム
⑤楽天
⑥ロッテ
ソフトバンクは戦力ダウンは間違いないが17.5ゲーム差を縮められるほどの内容ではないと考えます。オリックスは上位球団のうち唯一、戦力アップとみられるため2位と予想。西武は退団者が多いが新戦力も多く、新戦力次第の部分があるので3位と予想。ただし抑えがしっかりしたりするともっと上も見込まれます。
日本ハムはダルビッシュショックから簡単には癒えないでしょう。中田の成長などでどこまでカバーできるかが見どころ。
楽天、ロッテも浮上の可能性はないことはないが、裏ローテの投手が厳しいもしくは未知数の部分もあるのでここは5位6位と予想します。
次回は各球団の今年の成長株、隠れたホープ候補に照準を絞りたいと思います。